「マイホームは戸建てかマンションか?」
「転勤族でも家を買っていいのか?」
こういったことで悩んでいませんか?
わが家も社宅住まいの転勤族ですが、将来を見据えた結果、マイホーム購入を決断。
その際、「資産性のある土地」と「子育て環境」の2つを重視して、新築戸建てを選びました。

「転勤族が家を買うなら、売りやすいマンション一択だよね~」
という説がまわりではよく聞かれますが……
わが家はそうではない選択をしました!
こんなケースもあるよ、ということでご紹介してみたいと思います。
この記事では、新築戸建てを選んだ理由について、マンションや中古住宅と比較しながら実体験をもとにご紹介します。
- 転勤族だけど、家を買うか悩んでいる
- 戸建てとマンションで迷っている
- 子育てしやすい住まいを考えている
- 将来の資産価値も重視したい
- 中古住宅と新築戸建て、どう選んだ人がいるか知りたい
新築戸建てを選んだ理由は「資産性」と「子育て環境」

資産性がある土地を選べたことが決め手
新築戸建てに決めた最大の理由は、「土地を選べたこと」でした。
建物は時間とともに価値が下がりますが、土地は条件次第で価値を保つことができます。
転勤はもちろん、転職や家族の環境変化など……人生なにがあるかわかりません!
資産性のある土地ならば、将来的にも活用しやすいという安心感が、戸建て購入の後押しになりました。
土地選びで重視したポイントは、以下のとおりです。
- 主要路線の駅へのアクセスが良い
- 世代交代が進んでいる(人が流入し続けている)
- スーパーや病院など、生活利便性も備えている
こうしたエリアは、人口減少の時代でも人が住み続けると想定されます。
人が住み続ける地域は、資産価値が落ちにくいだけでなく、まわりが空き家だらけになるリスクも少ないです。
公共交通や行政サービスも優先して維持され、長期的に生活の質も保たれやすいと考えられます。
「人口減少の時代に戸建て……」という不安は、このようにして解消しました!
子どもがのびのび過ごせる家にしたかった
わが家は男の子ふたり。元気いっぱいです。
マンション暮らしでは、どうしても足音や声が響くのが気になります。
子どもがのびのび過ごせる環境を求めて、戸建てを選びました。

「子どもの騒音問題で、下の階の住人とトラブルになった」
という話を知り合いから聞きました。
その方は分譲マンションなのですが
戸建てに引っ越すか、真剣に悩んでいるそうです。
こういう事例が身近にいたことも、大きかったかもしれません……
マンションや中古住宅と比較して

マンションは空室リスクや管理費が不安だった
マンションは、立地やセキュリティ面が魅力です。
ただわが家は、先ほど述べた理由(「子どもがのびのび過ごせる家にしたかった」)以外にも、以下の点が気になっていました。
- 人口減少により、将来的に空室が増えるリスク
- 管理費や修繕積立金が、将来的に値上がりする可能性
- 管理組合の運営や方針に左右される
▶「限界マンション」とは? 高齢化によるマンション空き家の現状と問題点を考える
▶管理費・修繕積立金が値上げ! その理由と適正額の見極め方を聞いてきた
(出典:マンションプラス MANSION+)
家という大きな資産ですし、他人の事情に左右されるのは不安だなぁ……と考えていました。
戸建てなら、修繕の計画も自己責任。
費用も、将来を見据え、自分でコツコツ貯めておかなければなりません。
それでもまだ個人でコントロールはし易いし、同じ出費でも納得感を持ちやすいと思ったのも大きなポイントです。
中古住宅は修繕費用や性能に不安があった
中古住宅も検討しましたが、長期的に見て、値段のためだけに妥協するほどのメリットは感じられませんでした。
主な理由はこちらです。
- 修繕費用が予測しにくく、想定外の出費になるリスクがある
- 築年数によっては、耐震性に不安が残る
- 断熱性が低く、光熱費などのランニングコストが高くなる場合も
結果として、初期費用は安く済んでも、維持費や生活費で差が縮まることも多いと感じました。
それに、土地も良い場所で、建物も築浅、設備も新しい……という理想に近い中古住宅に出会える確率は、正直かなり低いと思います。
そんな“奇跡のような物件”を待ち続けるよりは、必要なところに効率よくお金をかけられる新築戸建てのほうが、納得して購入できると感じました。

価格差の程度にもよるとは思うのですが……
長い目で見たトータルコストと、満足度のバランス。
総合的に考えてみた結果、わが家では
新築戸建てに軍配が上がりました!
戸建て購入で後悔しないためのポイント

新築戸建てがすべての人にとって正解というわけではありません。
後悔しないためには、購入前の見極めが重要です。
- 土地選びを最優先にする
- 資産性や将来的な流動性を意識し、条件に合う立地を選定。
- 通勤・通学・生活圏のバランスをチェック
- 無理のない日常動線が、暮らしの満足度を左右します。
- 将来的な売却や賃貸も視野に入れる
- 転勤や転職などライフステージの変化に対応できる柔軟性を持たせる。
この3点を事前にしっかり検討したことで、わが家は後悔のない選択ができました。
まとめ|子育て中転勤族の戸建て購入は「資産性×暮らしやすさ」で判断

わが家は転勤族ですが、資産価値が落ちにくい土地と子育てしやすい環境を大事にして、新築戸建てを選びました。
マンションや中古住宅とも比べてみましたが……
長期的な安心感と快適さを考えた結果、この選択がわが家には最善だということになりました!
人生の変化も見越して、「将来的な選択肢が広い家」を選べたからこそ、安心して戸建てを購入できたのだと思います。
「こんなふうに考えた家庭もあるんだな」ということで……同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。