2025年4月に小学校へ入学する長男のために、ラン活を進めてきました。
さまざまなランドセルを比べた結果、わが家が選んだのは「池田屋ランドセル」。

最後まで迷ったのは、デザインの美しさで人気の「土屋鞄」との比較。
どちらも魅力的でしたが、軽さ・耐久性・素材のバランスで池田屋に決定しました!
この記事では、
- 土屋鞄と池田屋ランドセルを実際に比較した感想
- わが家が池田屋を選んだ理由
- 決め手になった「ベルバイオ素材」の特徴
を、2025年入学のリアルな体験談としてご紹介します。

土屋鞄も本当に素敵で、最後まで悩みました……
真剣に比較検討したので、ぜひ参考になれば!
わが家のランドセル選びのポイント

まず前提条件として。
わが家がランドセル選びで重視したポイントは、以下の通りです。
- 色は黒or紺
- シンプルで飽きないデザイン
- 軽い、体への負荷が少ない
- 作りが丈夫、修理の保証がある
- 荷物がたくさん入る
- 本革かそれに近いもの
ランドセルの条件のしぼり方や、ラン活の進め方のコツはこちらの記事でご紹介↓
土屋鞄の特徴
まず、土屋鞄のランドセルの特徴です。
- 丈夫なつくり
・負荷がかかる部分は、ミシン縫いの上に手縫いで補強
・耐久試験済み、丈夫なつくりと素材選び - 洗練されたデザイン、美しい色
・細部まで職人のこだわり
・1年生から6年生まで似合う色 - 軽くて優しい背負い心地
・立ち上がり背カン、S字型の肩ベルト、ふっくら背あて - 安心の収納力
・A4フラットファイル、タブレット、体操服など一日の荷物が入る
・マチが1cm広いモデルもあり - 防水機能
・人工皮革だけでなく天然皮革も防水加工、特別なお手入れ不要 - 6年間無料修理保証
・原因を問わず、無料で修理
・無料でランドセル貸出 - ランドセルリメイク、卒業後修理サービスあり(有料)
・ミニランドセルなどにリメイク可能
・きょうだいへのお下がりにも
職人のこだわり&洗練されたデザインが魅力
上に挙げた特徴のとおり、ランドセルのつくり・デザイン、どこを見ても随所に職人のこだわりが感じられます。
全体として、仕上がりの美しい、完成度の高い上質なランドセルです。
親としても、安心して子供に買ってあげられる品質だと感じます。

実は身内に、大人用の革鞄の愛用者がいます。
何年使っても素敵なままで、お気に入りだそうです。
それを知っているので安心感もあります。
かばん屋さんとしての信頼感も大事ですよね!
土屋鞄にはどんなランドセルがある?
土屋鞄のランドセルは、このような商品展開をしています。
素材 | 人工皮革 (クラリーノ・エフ) (タフガード・ライト) | 牛革ハイブリッド | 牛革 | ヌメ革 | コードバン |
ラインナップ | 3シリーズ 15色 | 2シリーズ 10色 | 4シリーズ 17色 | 1シリーズ 1色 | 3シリーズ 7色 |
重さ | 1,160g | 1,290g | 1,340g | 1,440g | 1,490g |
価格 | 6万円台~7万円台 | 8万円台 | 7万円台~19万円台 | 12万円台 | 13万円台~15万円台 |
わが家が候補にしていたのは、牛革ハイブリッドのひとつ「RECO BASIC(レコベーシック)」シリーズ。
フタが牛革、本体が人工皮革で、マチが大きめなのが特徴です。
池田屋ランドセルの特徴
続いて、池田屋ランドセルの特徴です。
- シンプルなデザイン
・高学年になっても飽きない
・縫い目からの濡れや傷みを防ぐため、あえて刺繍はしないこだわり
・「はがせる刺繍シール」(別売り)で気軽にアレンジ - 徹底した軽量化
・余計なものがないシンプル仕立て
・軽さと機能を追求した、オリジナル素材やパーツを使用 - 6年間完全無料修理
・理由を問わない、業界最高水準の無料範囲
・修理できない場合は新品に無料交換
・往復送料も無料、無料貸出ランドセルもあり - ハイブリッド構造
・強度のある牛革、水に強い人工皮革を適材適所に配置(表面素材を好みで選ぶ) - 軽く感じ、快適に背負える
・上下左右に動く背カンと、身体になじむ牛革ベルトで重さを分散
・先が丸いベルト留め具、ムレない背当て - 型崩れしない頑丈なつくり
・変形防止版で強度up、約80kgの耐荷重テストをクリア - 雨カバーいらずの防水力
・全素材、表面も内装も完全防水、特別なお手入れ不要 - 使いやすさに工夫
・スライド式ロックやフックなど、パーツを自社開発
・荷物量に合わせて小マチが広がる
・反射材シール、外れるフックなど、安全性能にも配慮
「子ども目線」にこだわりぬいた性能が魅力
池田屋ランドセルは、「子ども思い」のランドセル作りが魅力です。
軽さ、扱いやすく快適な素材、痛くない部品など、性能や使いやすさに徹底してこだわっています。

“用の美”=実用性の中にある美しさ
ふと、この言葉を思い出しました。
大事な子どもが毎日背負うものだからこそ、快適に使ってもらいたい。
「親が子を思う気持ちと同じ目線に立ってランドセルを作る」という姿勢も、とても素敵だなと思います。
池田屋にはどんなランドセルがある?
池田屋ランドセルは、このような商品展開をしています。
素材 | 人工皮革 (クラリーノ・エフ) | 人工皮革 (ベルバイオ) | 牛革 | コードバン |
ラインナップ | 5モデル 41色 | 1モデル 13色 | 5モデル 40色 | 1モデル 2色 |
重さ | 810~1,100g | 1,100g | 1,250~1,300g | 1,400g |
価格 | 4万円台~6万円台 | 6万円台 | 7万円台 | 11万円台 |
大きさ、背負いやすさ、強さは全モデル共通です。
デザイン、色、素材から好みで選べるのもありがたいですね。
わが家が選んだ「ベルバイオ」とは?
「ベルバイオ」とは、牛革とほぼ同じ質感につくられた人工皮革のことです。
池田屋ランドセルの特注素材だそうです。
皮革の風合いと表情にこだわり、牛革に近いツヤ感と発色を表現しました。抜群の背負いやすさと耐久性を誇りながら、他の人工皮革モデルと変わらない軽さが特徴です。
引用元:池田屋ランドセル
「本革っぽい見た目」×「人工皮革の軽さ」、両方の“いいとこどり”ができる、池田屋だけの素材なんです!
土屋鞄と池田屋ランドセルで比較検討

わが家の条件とどれだけ合っている?
わが家がランドセル選びで重視する6条件(先述「わが家のランドセル選びのポイント」)。
どれほど合致しているかの比較表です。
わが家のランドセル条件 | 土屋鞄 | 池田屋 |
---|---|---|
色は黒or紺 | 〇 | 〇 |
シンプルで飽きないデザイン | 〇 | 〇 |
軽い、体への負荷が少ない | 〇 | ◎ |
作りが丈夫、修理の保証がある | 〇 | 〇 |
荷物がたくさん入る | 〇 | ◎ |
本革かそれに近いもの | 〇 | ◎ |
◎は、より良いと感じたところです。具体的に見ていきます。
軽さで比較
土屋鞄と池田屋ランドセルの、代表的なモデルで重さを比較します。
クラリーノ | ベルバイオ | 牛革ハイブリッド | 牛革 | コードバン | |
土屋鞄 | 1,160g | – | 1,290g | 1,390g | 1,490g |
池田屋 | 1,100g | 1,100g | – | 1,300g | 1,400g |
ベルバイオだと、本革に似た質感で人工皮革の軽さを叶えられます。
ちなみに、無印良品のA5サイズのノートがほぼ100gです。

毎日このノート何冊分の差…とイメージするとわかりやすいかもしれません。
容量で比較
内寸高さ | 内寸横幅 | 内寸マチ幅(厚さ・奥行き) | |
土屋鞄 | 31.0cm | 23.2cm | 大マチ厚さ(2タイプ展開) 11.5cm 12.5cm 小マチ厚さ(拡張可) 3.0~3.5cm 最大マチ 計16.0cm |
池田屋 | 31.2cm | 23.3cm | 大マチ厚さ 12.2cm 小マチ厚さ(調整可能) 最大4.5cm 最大マチ 計16.7cm |
メイン収納(大マチ)の内寸サイズは、高さと横幅はどちらもさほど変わりません。
少しですが、変わってくるのがマチ(厚み、奥行き)のサイズ。
両社比較すると、池田屋ランドセルのマチが0.7cmほど大きいので、より使い勝手がよさそうだと感じました。
素材・質感で比較
親としては、わが子に本物・良い物を持たせてあげたい!
でも、重たくて負担になっては本末転倒…
そのような気持ちから、質感と重さのバランスを重視しました。
土屋鞄なら牛革ハイブリッドのモデル、池田屋ならベルバイオが選択肢となりました。
最終的に候補に残ったランドセル
以上、軽さ、容量、素材など総合的に考えて、最終候補になったのは以下のモデルです。
- 土屋鞄→「RECO BASIC(レコベーシック)」
- 池田屋→「防水ベルバイオスムース」
それぞれの特徴を比較表にしてみました。
比較項目 | 土屋鞄 RECO BASIC | 池田屋 防水ベルバイオ |
---|---|---|
重さ | 約1,290g | 約1,100g |
マチの幅 | 大マチ 12.5cm 小マチ 3.5cm(最大) ⇒最大 16cm | 大マチ 12.2cm 小マチ 4.5cm(最大) ⇒最大 16.7cm |
素材 | 牛革+人工皮革 | 特注人工皮革(ベルバイオ) |
修理保証 | 6年間無料(条件あり) | 6年間完全無料(無条件) |
見た目・デザイン | 高級感・重厚感 | シンプル・飽きがこないデザイン |
実際に見た感想!土屋鞄と池田屋どちらが良かった?
土屋鞄のランドセルは、とにかくかっこよくて、デザインが洗練されている印象。
親としても、「このランドセルを毎日背負ってくれるなら嬉しいな」と思える仕上がりでした。
- 高品質、上質な仕上がり
- 親が毎日見てテンション上がるのはこっちかな
- 土屋鞄のだとわかる人にはわかる(良くも悪くも)
- マチが大きいモデルが少ないのが残念
対して、池田屋のランドセルは、良い意味で「普通」。
派手さはありませんが、性能面では非常に信頼できる印象を受けました。
見た目のインパクトは少ないかもしれませんが、ランドセルとして必要な機能はすべて揃っていると感じました。
- シンプル、ごく普通のランドセル
- ある意味、面白みはない
- 性能面にはこだわりを感じる
実際に店舗で見て・背負って・比較した結果、どちらも非常に魅力的で、甲乙つけがたい選択でした。

デザイン重視なら土屋鞄、
機能や軽さ重視なら池田屋……
そんな印象かな?と思います。
わが家は池田屋ランドセルで購入しました!
土屋鞄と池田屋、それぞれに魅力があって、「このふたつなら、もうどちらになってもいい!」と親は思うほどでした。
最終的には本人に一任し、「こっちがいい!」と息子が選んだ池田屋ランドセルで購入しました。
ステッチの糸カラーが選べるのと、背負い心地が気に入ったそうです。
親としても、 軽さ・丈夫さ・防水性 など、毎日背負うものとしての「使いやすさ」がかなう池田屋に決まり、心から納得のいくお買い物ができました!
本人もとても気に入っているので、6年間大切に使ってもらえたら嬉しいな、と思います!