メルカリの発送、送料を安く抑えたいですよね。
でも、よく使われるメルカリ便の「ネコポス」や「ゆうパケット」は、厚さ3cmまでというルールが。

「ギリギリ3cm超えちゃった…!」
「このままだと送料が高くなる…!」
そんなときに便利なのが、「ゆうパケットポスト発送用シール」です!
私も実際に使ってみたのですが、簡単なうえに送料も節約できました。
この記事では、3cmを超えたときにおすすめの発送方法と注意点を、実体験をもとにわかりやすくご紹介します。
- メルカリで送料をできるだけ安く抑えたい方
- 商品の厚さが3cmを超えてしまい、発送方法に困っている方
- 初めて「ゆうパケットポスト発送用シール」を使う予定の方
- メルカリ発送の梱包や発送テクニックを知りたい方
メルカリ発送で困る「厚さ3cmの壁」とは?

メルカリで商品を発送するとき、多くの方が利用する「メルカリ便」。
匿名配送で補償付き、送料も全国一律で便利ですよね。
そんななかでも、使用頻度の高いメルカリ便が以下のふたつです。
- らくらくメルカリ便「ネコポス」(ヤマト運輸)210円
- ゆうゆうメルカリ便「ゆうパケット」(日本郵便)230円
小さめの荷物を安い送料で送れますが、ここで出品者を悩ませるのが「3㎝の壁」。
どちらも、厚さが3㎝までの荷物しか発送できません。
以下のとおり、メルカリ便で次の大きさの発送方法だと、送料が300円ほど上がります。
- らくらくメルカリ便「宅急便コンパクト」(ヤマト運輸)
- 厚さ5㎝以内
- 送料450円+専用箱70円=520円
- ゆうゆうメルカリ便「ゆうパケットプラス」(日本郵便)
- 厚さ7㎝以内
- 送料455円+専用箱65円=520円

これでは、利益がかなり減ってしまいますね……!
「ゆうパケットポスト」なら厚さ3cm超えも安心!

ゆうパケットポストとは?ポストに投函可能な厚さまでOK!
「ゆうパケットポスト」とは、日本郵便が提供する「ゆうゆうメルカリ便」の一種です。
- 「専用箱(65円)」または「発送用シール(100円/20枚)」を使う
- 郵便ポストから発送、配達は自宅ポストへ
- 料金は全国一律215円
- 3辺合計60cm以内(長辺34cm以内、かつ郵便ポストに投かん可能なもの)
重さ 2kgまで
郵便ポストの投函口は約4㎝なので、実質4㎝以内のものは発送可能ということです。
ゆうパケットポスト「発送用シール」で、ネコポス並みの送料に
発送につかう資材は、専用箱か専用シールを選べますが、専用シールが圧倒的にお得です。
郵便局で100円(20枚入り)で購入できるので、1枚あたりたったの5円!
(注:コンビニでも購入できますがお値段が異なるようです)
自宅にあるもので梱包し、ゆうパケットポスト専用シールを使うと……
送料 215円+シール代 5円
= 220円
3㎝以内のネコポス(210円)、ゆうパケット(230円)並みの送料に抑えられますよ!

ポストに投函できる厚さなら、
送料はネコポス並みだし、
出品者を悩ませる「ギリギリ3㎝の壁」はこれでクリア!
ポスト投函のサイズ制限と注意点
一般的な郵便ポストの投函口は約4cmですが、発送前に利用予定のポストを確認しておくことをおすすめします。
理由は以下のとおりです。
- 古いポストやコンビニのポストは、投函口が小さめな場合がある
- 投函できず、結局また「3㎝の壁」にぶち当たるかも……
- 投函できず、結局また「3㎝の壁」にぶち当たるかも……
- 大型投函口ポスト(全国14カ所、厚さ7cm)の、向かって右側の大きい投函口(「厚いもの」用)は利用不可
- 「7cmなんて余裕で入る!」なんて思って入れないこと、サービス対象外です
- 「7cmなんて余裕で入る!」なんて思って入れないこと、サービス対象外です
参照:メルカリヘルプセンター|小型サイズ(A4)- ゆうパケットポスト(ゆうゆうメルカリ便)
郵便局|ゆうパケットポスト・ゆうパケットポストmini

え、じゃあ配達のときは?
家のポストって投函口何cmだっけ?
購入者の自宅ポストに入らない場合ってどうなるの??
疑問に思って調べたら、その場合は不在届で対応してくれるようなので安心しました。
ゆうパケットポストの使い方!実際にやってみた

※出品時に、配送方法を「ゆうゆうメルカリ便」に設定しておきましょう。
商品が売れたら梱包し、発送専用シールを貼ります。
「商品サイズと発送場所」で「ゆうパケットポスト」、「郵便ポスト」を選択します。
取引画面内の「発送用2次元コード読み取り」をタップし、発送用シールのQRコードを読み取ります。
シール下部の「ご依頼主様保管用」部分ははがしてとっておきます。
あとは、郵便ポストに投函し、発送通知をすれば完了です!

参照:メルカリ ヘルプセンター「ゆうパケットポストの送り方(ゆうゆうメルカリ便)」
規定サイズを超えたらどうなる?発送トラブルと送料アップの注意点

ご紹介したように、「ゆうパケットポスト」は厚さギリギリ3cm超えの荷物の救世主です。
ただ、そうは言っても……
- 「専用シールを買うのが面倒」
- 「慣れている方法で送りたい」
そんな気持ちになることもありますよね。
では、たとえば「3㎝の壁」にトライし、「ネコポス」や「ゆうパケット」で発送して、万が一サイズを超えた場合はどうなるのでしょうか?
サイズオーバーの対応は以下の通りです。
もともとの配送方法 | サイズ超過後の配送方法 | 送料の変化 |
---|---|---|
ネコポス(210円) | 宅急便60サイズ(750円) | +540円(約3.5倍) |
ゆうパケット(230円) | ゆうパック60サイズ(750円) | +520円(約3倍) |
(参照:メルカリ ヘルプセンター「発送後に配送種別およびサイズが変更となった(メルカリ便/梱包・発送たのメル便)」)
次に送料の安い、宅急便コンパクトやゆうパケットプラスに変更してはもらえません(専用箱必須のため)。
60サイズにも収まらない場合は、出品者に返送されるようです。
「ギリギリ3㎝の荷物をネコポス(ゆうパケット)で送る」場合は、サイズ超過を防ぐために以下の点に気をつけるといいでしょう。
- コンビニ発送で受理されても、サイズ計測は配送業者の判断になる
- 確実に測りたいなら、郵便局やヤマトの営業所からの発送がおすすめ
ギリギリサイズの荷物は、「ゆうパケットポスト」の利用がやはり安心で手堅い選択ですね。
おわりに
- メルカリの厚さ3cmの壁を超えるには「ゆうパケットポスト」が便利
- 「専用シール+ポスト投函」で、送料を安くおさえられる
- 郵便ポストの投函口サイズには注意
「送料を制するものは、メルカリを制す」
数年やっていてつくづく感じます。
厚さ3cmギリギリを超えそうなときは、「ゆうパケットポスト専用シール」が安心でコスパ良し!
小さな工夫で送料も利益も守れますよ◎
みなさまも、ぜひメルカリで断捨離を楽しんでみてくださいね!