転勤族が家を買うタイミングって難しいですよね。
筆者も転勤妻としてブログを書いておりますが、

現在、マイホーム計画中です!
もうすぐ転妻を卒業します!
転勤族のわが家が、このタイミングで家を買うことにした理由についてご紹介します。
- 転勤族の人
- 家を買うタイミングに悩んでいる人
- マイホーム購入の体験談が知りたい人
家を買うことにしたタイミングと理由

私たちが「家を買おう!」と決めたときの状況です。
- 30代半ば夫婦+6歳(幼稚園年長)+3歳(幼稚園プレ年少)
- 夫は会社員で転勤族(2~3年周期)
- 筆者は専業主婦
そして、今このタイミングで家を購入することにした主な理由は、以下の5つです。
ひとつずつ見ていきましょう。
家族の人数が決まったから
わが家には、男の子が2人います(6歳、3歳)。
体力的にも経済的にも、子どもは2人までと考えているので、わが家の人数がほぼ確定しました。
- 男の子2人で、とても元気……騒音問題や広さを考えると戸建てが良い
- 子ども部屋は2つあれば足りそう
このように、家を具体的に検討しやすくなりました。
長男の小学校入学
この春、長男が小学生になります。
それも、私たち夫婦の背中を押すひとつの要因となりました。
私も夫も転勤族育ちで、転校経験はあります。
そのため「転校してもなんとかなる」、「どこでも生きてはいける」と思っている節があります。
それでもやはり、大変な側面も知っているんですよね。
自分たちが何とかなったからといって、子どもがどうかはわかりません。
転校をしないで済むならそのほうがいいと思って、このタイミングで動き始めました。
……と言いながら、少し動くのが遅かったようで(笑)
家の完成が、小学校入学には微妙に間に合いませんでした。

小学校は1回転校することになります。
ごめんよ長男……
人気のハウスメーカーは、着工の順番待ちが発生している場合もあるようです(知りませんでした……)。
間に合わせたいタイミングがある方は、早めに調べてみることをおすすめします!
住宅ローンの完済年齢を考慮して
住宅ローンを組んで家を買うとなると、一般的には35年ローンが多いと聞きます。
たとえばローンが35歳から始まるとして、完済するのは70歳……!
将来もし定年が延長されたとしても、これくらいには返し終わりたいなぁと感じます。
夫も私も30代半ばですので、あんまり先延ばしをするのもね……という話になりました。
経済的状況
社会の経済的状況
近年、物価の上昇が進んでいますよね。
金利が上がっているので、ローンの返済額も増えてきます。
資材費や人件費の高騰もあり、家の坪単価も上がりつづけています。
数年前の価格ではもう家は建たないと言われるほどです。
……値上げ値上げと、あんまり耳ざわりの良い話ではありませんね(笑)。
もちろん人口減少や空き家問題がありますし、住宅価格が永遠に上がりつづけるとは限りません。
ただ、ニーズが減りにくい都市部や人気エリアでは、今後も上昇していく・もしくは維持されるとわが家は予想しています。
(購入する場所は慎重に検討しました。)
今のタイミングで住居費を固定しておくことで、将来的なインフレ対策となればいいなと淡い期待を持っています。
わが家の経済的状況
私も夫も、30代半ばになりました。
10年ほど続けている投資で、少しづつ資産も増えてきています。
年齢的にお給料も良くなってきました。
若いころと比べると、少し経済的なゆとりが出てきたかな、と感じています。
こちらも、いま家を買うことになった一因です。
年齢に伴う社宅費の値上げ
わが家は結婚以来、ずっと社宅に住んでいます。
建物は古いですが、家賃も安く、友達もできたので満足しています。
ただ住宅関連の福利厚生って、年齢制限があることが多いと聞きます。
夫の会社も例外ではなく、40歳を過ぎると家賃が倍になるそうです。
倍と言っても住宅ローンよりは安いです。
ただ、自分のものにならない家に、今よりもっとお金を払うのもね……という気持ちもありました。
家賃も上がるし、年齢的に社宅もそろそろ潮時かな?と感じたのも決断のきっかけです。
子どもに「地元」を作ってあげたい
夫も私も、転勤族育ちです。
親が家を買ったのは、夫は中学時代、私は父の定年後。
そのため地元という地元がなく、親の家に感じる“実家感”も薄いです。
転勤族だからこそ経験できたことも多々あるので、自分の育ちに不満ということではありません。
ただやはり「根無し草」のさみしさは、どことなく感じていました。

「地元」っていう響きに、ずっとあこがれていたんですよね。
絶対に帰れる場所、拠り所、みたいな……
そこで子どもたちには、ある程度の年齢で家を固定して、安心して帰れる「地元」や「実家」を作ってあげたいという気持ちがありました。
今のタイミングで家を買ったら子どもも長く住めるよね、というのも決断理由のひとつです。
子どもたちにとって安心して帰れる、住み慣れた、思い出いっぱいの実家になればいいなぁ……と思っています。
おわりに
転勤族って、なかなか生活が定まりませんよね。
「いつ家を買う?」
「転勤族みんなどうしてるんだろう?」
私自身ずっと考えていたテーマだったので、わが家の場合を記事にしてみました。
こんな一例もあるよ、ということで……
少しでも参考になりますように。