【転勤族】子どものメンタルケア~旅行ガイドブック作戦で前向きに~

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「転勤の辞令が出て、引っ越しの話をしたとたん、子どもの元気がなくなってしまった……」


転勤族のみなさん、そんな経験はありませんか?



「今の学校がいい」「友達と離れたくない」子どものそんな言葉に、申し訳なさに胸が痛んで、本当に悩みますよね。

私も同じでしたが、実はちょっとした“楽しみ”を添えてあげることで、子どもが元気を取り戻してくれた経験があるんです。

わが家で効果てきめんだったのが、「旅行ガイドブック作戦!



新しい土地を、「知らない場所」から「行ってみたい場所」に置き換えることができました。

この記事では、子どもの引っ越しへの不安を前向きな気持ちに変える工夫について、実体験をもとにご紹介します。



こんな人におすすめ
  • 転勤の話をしたら、子どもが元気をなくしてしまった
  • 引っ越しを嫌がっていて、気持ちの切り替えに悩んでいる
  • 新しい土地をポジティブに伝える工夫を探している
















転勤で子どものメンタルが不安定になる理由と対策

日本地図と虫眼鏡の画像(転勤をイメージ)


引っ越しは不安がつきもの


転勤は、親にとってもエネルギーの要る大イベント。

でも、実は子どもにとっては、それ以上に大きなショックを伴う出来事かもしれません。

仲良しの友達、慣れた学校や習い事、毎日歩いている道……


子どもの世界は、日々の「いつもの場所」と「いつもの人」で成り立っています。


それらを突然手放さなければならないとなると、ものすごい不安に襲われることは想像に難くありません。


子どもには子どもの世界があるのに、大人の事情を急に呑めといっても、そもそも無理があるんですよね。


「気持ちが不安定になるのはしょうがない、自然な反応だ」と私は思うようにしています。


親としては、まずはその不安に寄り添って、共感してあげたいですよね。






「悲しみを減らす」×「楽しみを増やす」


引っ越しを受け入れるうえで、子どもの気持ちにどう寄り添うか……

わが家でも悩みに悩んで、最終的にたどり着いたのは、このシンプルな考え方でした。


心を軽くする2つのアプローチ
  • 今の土地を去る“悲しみ”を減らす
  • 新しい土地への“楽しみ”を増やす



極論、このかけ合わせしかないんじゃないか……?というのが、わが家の実感です。

「大丈夫だよ」と声をかけるだけでは、子どもにはなかなか響かないこともありますよね。

そんなときには、具体的な行動を添えてあげることが、思いのほか効果がありました。




実際にわが家では、こんなことをしました↓

  • 悲しみを減らすには…
    • 子どもの気持ちをしっかり受け止める
    • 今のお友達との時間を大事にする
      (お別れ会もしてもらえました)
    • お気に入りの場所で、もう一度思い出作り

  • 楽しみを増やすには…
    • 新しい土地にどんな場所があるのかを伝える
    • 「ここ行ってみたい!」という興味の糸口を一緒に見つける
    • 旅行ガイドブックを活用して、“楽しみ”を具体化(←大ヒット!)




知らない土地への不安を「ちょっと楽しみかも」に変えてくれた、この「旅行ガイドブック作戦」について、次の章でご紹介します。



ゆずこ
ゆずこ

ただ、無理に前向きになる必要はないと思います!

不安になるのは自然なことだし、時間が解決してくれることも多いです。


まずは、今の気持ちをそのまま認めてあげてください。


そのうえで「気持ちを少し切り替えてみたいな」と思ったときに、

こんな方法もあるんだな~、と参考になれば嬉しいです。












旅行ガイドブックで不安を楽しみに変える

わが家の旅行ガイドブックたち


「ここ行きたい!」で気持ちが前向きに


知らない土地に不安を感じるのは、人間の自然な反応。


大人も子どもも同じです。

でも、どんな場所なのかイメージできるだけでも、少しは気持ちが落ち着くかと思います。


しかも、そこに素敵な観光地やおいしそうな食べ物があると知ったら……だんだんと「行ってみたい」気持ちになりません?(笑)


転勤に際し、そんな気持ちの切り替えにぴったりだったのが、旅行ガイドブックでした。




ゆずこ
ゆずこ

旅行のガイドブックって、

写真も多くて見やすいし、

その土地の魅力がギュッと凝縮されてるんですよね。

新天地へのテンションを上げるにはうってつけのツールだと思います!





引っ越しが決まり泣いていたわが子に、「次に行くのはこんなまちだよ」と、ガイドブックを買って渡してみました。



息子はそれを何度も真剣に読み込むうちに、新しい土地への興味がどんどん湧いてきたようで。


「ここ行ってみたい!」「これ食べたい!」と、気づけば涙よりもワクワクが勝っていたようでした。



そうして、子どもの希望をもとに「新しい土地でやりたいこと」をリストアップ。


気づけば引っ越し計画が、まるで旅行計画のようになっていました(笑)

そして引っ越し後、そのリストをひとつずつ実現していくうちに、子どもも新しい土地をすっかり気に入ってくれたみたいです。





「観光地やグルメでは興味を持ってくれない……」

そんな場合は、こんなパターンもおすすめです。


転勤先のエリアで、家族で行ってみたいレジャースポットや公園を探すのに役立ちますよ♪

わが家も活用しました!







転勤先に“楽しみ”を作って、親子で一緒に不安を乗り越えよう!

家族でおでかけしているイメージ画像



転勤は、大人にとっても子どもにとっても、大きな変化とストレスを伴うもの。


無理に前向きになろうとしなくても大丈夫!


不安や寂しさを感じるのは自然なことで、決してあなただけではありません。


まずは「そう感じてるんだね」と、親子ともにありのままの気持ちを受け止めていいと思います。


そのうえで、「ちょっとだけ前を向けるヒントが欲しいな」と思えたら、旅行ガイドブック作戦のような方法を取り入れてみるのもひとつです。

引っ越しは“終わり”ではなく、新しい生活の“始まり”。


親子で楽しみを見つけながら、一歩ずつ進んでいけたらいいですね。


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